ご無沙汰しておりました。コロナ禍で始まった2021年もなんとか始動しだしている、有ホクシンです。
コロナ禍によってEC販売の需要は世界的に高まってきている…、とは言われつつも、アパレル業界は厳しいのだ、というと、では大手のユニク〇などは業績を伸ばしているぞ!と言われ落ち込んでます…笑。
アパレル業界で見ると、所謂正装だったり、フォーマルな洋服が売れなくなり、巣籠需要に比例して、よりカジュアルで部屋着としても使えるアパレル商材が伸びている、とは言われております。とはいいつつも…、弊社の本業はハワイアンアパレルでカジュアル系なのですが…、コロナ禍によって今一な状況に陥っております…悲
コロナ禍によって、時間軸は歪曲されつつも更に加速し、ここ数年貧富の差が激しくなってきた日本の背景が一気にスピードアップしている要因もあるのかもしれません。
株式市場にしてもコロナ禍で急騰した株に手を出せたのは富裕層であり、日本ではわずか6パーセントというデータもあるようです。まさにトマ・ピケティの法則ですね…。
前置きが長くなりましたが、いずれにしても今後も我々小売業者は物を売って利益を得ていかなければなりません。
一方で昨今騒がれているのは…、B to C(B2C)だったり、D to C(D2C)という販売方法です。いずれもメーカーから直接小売りするという意味合いでして、今後は一層この流れが強くなってくると思われます。
大量消費、大量仕入れなどという販売方法は廃れてきて、より独自色があり、人とは被らないアパレル商材が必要になってくるのではないでしょうか?
メーカーでない我々はではどうすればよいのか?と考えると、これまで卸業者に頼っていた商材を独自開発していく道しかないのではないでしょうか?
つまり、自社でデザイン企画できることが今後のアパレル小売店には必要になってくるのではないか?と感じています。
そういう流れで色々な海外工場を探していくと、例えば中国の工場でもこのような影響を受けていると感じられる工場が多数見つかります。
面白いビジネスモデルだな!と思って色々と話をしてみた工場について記しておきます。
中国にある工場ですが、ここは基本的に50スタイル程度の色々なドレスだったり小物入れだったりという、既に決まった型(スタイル)の商品を販売していますが、外側のデザインに関しては、オリジナルで1つからプリントを入れて生産してくれるという工場です。
例えばこちらの財布ですが、外側のデザインは弊社でデザインしてます。ロットは1つから発注可能です。いわゆるビーガンレザーと呼ばれるPU素材で作られていますが、このPU素材におそらく昇華転写プリンターでデザインをプリントしているのだと思われます。
財布だけでなく、Tシャツはもちろん、ドレスだったりバッグだったり、という具合に色々な商材が独自デザインで1つから作る事ができるのが魅力です。
弊社ではこのような海外でのモノづくりにおける『商品開発コンサルタント』として今後皆様のお役に立ちたいと考えております。
このような商品を作りたいが、どこでどのように生産すればよいか?など中小・零細企業様に特化したサービスを提供させて頂ければ、と思っております。弊社も零細企業ですが、少数精鋭で日々頑張っております。
詳細は随時お気軽にご相談下さい!