弊社ではインドネシア、タイ、中国、ベトナムの他、バングラデシュにてもアパレルの生産を行っておりまして、これらの国々において他社様のアパレル生産のお手伝いもしております。
主にTシャツやドレス類の生産を行っております弊社ですが、今回はTシャツに関して重点を置いてお話いたします。
バングラデシュでの生産のメリットは、やはり商品単価を抑えることができること。そして免税措置を申請することができることではないでしょうか?
デメリットとしては、ロットが大きいこと。そしてロットが大きいが故に発生する不良の数(縫製不良など)が挙げられます。
Tシャツの生産数に関しては、作り方などによりロットは抑えることができますが、生機から生産する場合は最低でも4000枚程度からとなります。よりロットを抑える場合は、生地問屋などから所謂「在りもの(すでに生産されている生地)」を探し、ご希望に沿う生地を探して生産となり、この場合は1000枚程度からでも受けてくれる縫製工場がございます。但し繁忙期中に小ロットで作ってもらえる工場はほぼございませんので、閑散期に工場稼働率が落ちている時というような限定的な生産方法となります。
生機から生産する場合は、先ずはプロトタイプを作ることから始まります。生地質の指定をした上で、生地の色見をパントーンカラーで選択し、実際の色見サンプルが数種類できてくるので、そこから選択頂きます。
次にボディのサンプルを作りますが、この時点ではまだ生地はできておりませんので、あくまでもボディの形状確認となります。
その後最終的サンプルとして生機からできあがった生地で最終プロトタイプを作り、ご了承いただいた時点で生地を選択された色に染め上げます。
生産工程は発注から約2か月となります。
生産後は、お客様のご指示により検品工場を通すことも可能です。尚、実際に上がってくる生産数は不良品数などにより多少増減することが多いです。このあたりは発注時に確認しておくべき注意点となります。
バングラデシュは以前からアパレル生産で有名な国ではありますが、昨今世界的に生産が集中しつつある国でもあります。
ご興味がございましたら、お気軽にご一報下さい。